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平成8年より小容量輸液(50〜300mL)のプラスチック・ソフトバッグ化を実現しました。 ソフトバッグは「使用時に細菌汚染や空気汚染の恐れが少ない」「すぐに使用できる(ready-to-use)」ことが最大の特徴であり、「軽量かつコンパクト」「破損の恐れが少ない」「通気針(エア針、空気針)を必要としない」「携帯しやすい」「使用後にかさばらず廃棄しやすい」などの特徴もあります。 既に欧米ではソフトバッグが輸液用容器の約80%以上を占めており、わが国でも更に重要度が増すものと期待しております。 |
充填 洗浄されたソフトバッグ容器を充填ラインに自動搬送しクリーンな環境下で薬液を充填・密栓(密封)します。 |
タンパシール溶着 充填・密栓されたソフトバッグのゴム栓部にタンパシールを溶着します。(※タンパシール:ソフトバッグ容器のゴム栓部を覆っている透明又はデザイン入りのシール。ゴム栓面を保護する役割がある。) |
滅菌 充填・密栓されたソフトバッグをトレー収納後、滅菌(高圧蒸気滅菌等、製品毎の特性を考慮し温度及び時間設定が可能です。)を行います。 滅菌後、検査包装工程へ搬送されます。 |
検査・包装 滅菌後、乾燥工程を経て外観検査・ピンホール検査・異物検査・ラベル貼付・外袋包装をし、個装箱に収納されます。 |